中検1級試験を受けてきました。

夕暮れ

去る11月26日に横浜で中国語検定1級の試験を受けてきました。

この中検1級受験については以前のエントリーにも書きました。

1級の試験は午後1:30から実施ですが、極度の心配性の私は午前中に家を出て昼前には横浜に到着。会場最寄りの日本大通り駅の近くで早めの軽い昼食を取りながら問題集の回答例を紙に写していました。

この日は神奈川県全域で風が強く、受験会場になった横浜市のワークピア周辺もものすごい風で道端に停めてあった自転車がひっくり返っていました。それでも雨天ではないのでラッキーでした。

中検は4級から3級、準2級、2級、準1級までは年に3回受験のチャンスがありますが、1級は1年に1回しかありません。実務的には準1級まで持っていれば十分通用するので、1級まで受からなくても別に支障はありません。まぁそれでも持っていれば多少の自慢にはなるというか経歴に箔がつくと言いましょうか…

そんなわけで1級の受験者は少ないです。この会場では全部で40名いたかなぁという程度。早めに会場入りして様子を伺っていたらどうやら受験者のうち結構な比率で中国語ネイティブがいる様子。中国語の話し声もするし、無言でもなんとなーく風貌が日本人ではないのが伝わってくる人もいます。近年、インターネットによる情報革命のおかげで東アジアの若者のファッションセンスがだいぶ均一化されてきたのでパッと見ではどこの国の人かなんて区別がつきにくいのですが、こういう独特な場に来るとやはりなんとなくわかるものです。

しかもネイティブと思しき人々は大学生くらいの若い子ばかり。ある程度年齢が行っている受験者はおそらく日本人でしょう。2009年に受けた中国語通訳案内士試験も合格者の7割くらいが恐らくネイティブでした(通訳案内士は国家資格のため官報で合格者の名簿が出るのでお名前を見れば大体傾向がわかります)。今回の中検はあくまで推測ですが、日本での就職を考えている留学生または中国人家庭の子弟などが自分の中国語能力を客観的に証明するために受験しているのかもしれません。

ちなみに試験監督官も日本語を喋ってはいましたが、中国人女性でした。大学生のアルバイトでしょうか?

初めての受験なのでとにかく様子見。最初のリスニングは大きく2パートに分かれています。第1パートはそれほどスピードが速いわけでもないし、2回繰り返して読んでくれます。しかも4択で内容に沿った質問の答えを選ぶだけなので楽勝です。

しかし、第2パートはちょっと変わった出題形式で、まずは全文通して1回読み、次にその中から5か所をピックアップするからその部分を中国語で書きとれという指示。各部分2回繰り返してくれるけれど、私は最初の全文のメモが頭に残りすぎて即時に対応できず、大失敗でした。この時点で合格ラインの85点は到達できないのがわかりました。読まれている文章自体は決して難解なものではないので、来年はここで慌てず、落ち着いて対処することを誓いました。

筆記問題の第1パートは長文読解。空欄に当ては余る語句を補充したり、内容に当てはまるものを選択するもの。第2パートも4択穴埋め問題。ひたすら語彙力が求められます。第3パートは語句の説明の正しいものを選択する問題で、こちらも語彙力がないと勝てません。SNSで知り合い、ZOOMを使って定期的にやってきた勉強会のおかげでここのパートはなんとか8割到達した気がします。

第4パートは中国語を日本語に訳す問題。今回のお題は李白についてでした。ここは中国語力よりも日本語力が問われます。意味は大体わかるけれど格調高く訳出しないといけないらしくて日頃の読書量がものをいう感じです。

最後の第5パートは日本語から中国語への訳出。こちらも意味は分かるけれどどう繋げば自然な中国語にできるかで悩みました。

まとめ

◎リスニング、筆記いずれもとにかく高い語彙力が必要。

→「中国語検定トレーニングブック」が有効。特に四字熟語はいくら覚えても無駄はない。リスニングの文章にも四字成語がそこかしこにちりばめられていた。巻末の熟語・四字成語小辞典を活用すべし。

◎翻訳能力を向上させるには?

→スピーチ原稿や招待状などある程度形式が決まっているような文章はパターンで書けるようにしておく。

→「中国語表現300例 日本人の発想・中国人の発想」(中山時子・佐藤光・趙閭先著 東宝書店)を使って勉強仲間と一緒に研究する

次回はまた一年後!幸い共に1級合格を目指して頑張る仲間がいるのでまたみんなで楽しく工夫しながらコツコツ頑張っていこうと思います ♪

秋の夕暮れ松

 

 

プロフィール

midori
midori
中国語発音矯正士 中国語学習サポーター 中国語通訳案内士

音読大好き。
台湾で中国語を学びました。
湘南の端っこのほうに住んでいます


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