【Let’s Try !!】はじめてシリーズ?老眼鏡を作った話【12/6】

2017年も最後の月になりました。

私にとって、2017年はとにかく「初めてのこと」が多くありました。

その一つが「老眼鏡」を作ったことです。

最近だと「リーディンググラス」なんていうオシャレな呼び方をするらしいです。こういう時、英語っていいなと思います。「読書用のメガネ」ですからね。なんだか知的な響きさえ感じます。

老眼ってそもそもどんな現象?

さて、「老眼」というのは誰でもなるものだと認識していましたが、いざ自分の身に起きてみるとなかなかそれが老眼だとは気づきません。(だってこんな感覚今までなかったんだもん!)

 

つい先日、家族が見ていたバラエティー番組の中で伊代ちゃんの旦那のヒロミさんが「俺なんか朝起きたらほとんど何も見えないぞ」と言っていたのがたまたま私の耳に飛び込んできて、「私もそれに近い!」と思わず反応してしまいました。メガネをかければはっきりと見えるんですが、裸眼は以前に比べると相当見えにくい状態です。(つい2年前までは裸眼でも視力は0.3くらいあったのに今は0.05!)

 

今思えば老眼の兆しがあったのは3年ほど前から。日光がやたらまぶしく感じることが多くてわざわざ度付きのサングラスを作ったことがありました。その時は自分が「老眼」という認識はありませんでした。

それよりも40代の友人が二人、緑内障の治療を始めたと聞き、40代になると「緑内障」のリスクが高くなるから気をつけなきゃ!という認識でした。ここ数年は自主的に眼科検診も行って視野検査までしていました。緑内障も今考えてみれば広い意味で「老化」なんだけれど、当時は「老眼」のなんたるかが全くイメージできていませんでした。

 

なんせ8歳の頃にはメガネデビューしていますから、目が悪いのが私にとっては基本仕様。それに今まで見聞きした「老眼」というのは「40歳過ぎるとこれまで目がよかった人ほど早く老眼になる」というものでした。

「そうかそうか、今まで視力がよかったヤツらも40過ぎればガタがくるのか。これまで不自由感じたことない分大変そうだなぁ」と完全に他人事。もともと目が悪い私は別にそれほどギャップに苦しむことはないだろうと全く無防備でした。

 

しかし、度付きのサングラスを作ったあたりから普段使いのメガネが合わないなぁという違和感を感じ、ここ数年メガネを買っているzoffで検眼してもらいました。

見えづらく感じているのだからきっとまた度数が進んだのだろうと思っていたのですが、若い男性の店員さんは検眼結果を見ながら「度数は以前と変わりませんね」と言う。釈然としないまま、その日は何も買わずに帰宅。

ああ、あの時にzoffのお兄さんが「老眼かもしれませんね」と一言言ってくれていたのならもう少し早い対処ができていたかもしれないという思いが消えません。

単に知識がなかったからか、下手に「老眼」なんて言って中高年の女性客を怒らせたくなかったのか、今になっては不明ですけどね。

 

そんなこんなで違和感は解消しないまま年月は過ぎ、2017年が明けて私は某共済をあつかう窓口業務の仕事に就きました。

そしてこの職場で困ったのが商品説明のパンフの文字が細かいこと。更に窓口で使うパソコンの画面が見えづらいこと。ただでさえ、使い慣れないシステムでどこに何があるかもわからないのに物理的に見えにくいことは私にとって多大なストレスになりました。

ある時、スマホをいじっていた時にたまたまメガネを外して画面を見てみたら。

 

あれれ、メガネがない方がスマホの画面が見やすい!

 

 

しかもめちゃくちゃ見やすい!

 

これがいわゆる「ピント調節機能の低下=老眼」なのね( ;∀;)

 

老眼鏡を作るには

大変悲しかったのですが、ようやく状況が飲み込めた私はzoffではなく、眼科を受診。きちんと検眼してもらい、老眼鏡レンズの処方箋を書いてもらいました。そして、その眼科と提携しているメガネ店でメガネを作りました。

 

初めての老眼鏡ということで、そこの眼鏡店ではとても丁寧な解説をしてもらえました。店員さんも50代後半と思しき老眼鏡ユーザー。やはり餅は餅屋で。zoffの若いお兄さんでは老眼鏡作りのサポートはちょっと無理かもですね。

 

さて、私の老眼鏡のイメージはというと、ちょっと前のおじいちゃんがかけていたような上下の境目がクッキリわかる遠近両用レンズ止まりでしたが、今は違うんですね。

丸いレンズのうち上方の部分が遠距離、中間に中距離、下方部分が読書など近距離用に配分されていて、その境目ははっきりと分かれていなくてぼんやりとしているのだそうです。そんな風にレンズを作る技術があることにもびっくり。

 

なので車の運転など遠くを見たいときはレンズ上部で見る、本や新聞、スマホなど近距離を見るときはレンズの下の方を使って見るとよいとのこと。

 

お店で何度か使い方の練習をさせてもらいましたが、遠くを見るときがちょっと難しくてコツが要ります。

 

こんな変なメガネ、ちゃんと使いこなせるのか少々不安でしたが、ここの眼鏡店では半年間は作り直し可能ということで安心しました。(ちなみに作り直す際は再度提携先の眼科で検眼が必要)

 

あと、フレーム選びですが、初めて老眼鏡をかける人にはレンズをはめる部分(リム)が大きい方がよいようです。

ちなみにこれが私のファースト老眼鏡です。

私の眼鏡

 

この老眼鏡のおかげでパソコン作業や書類の確認はだいぶ楽になりました。ただ普段の生活はいつものメガネの方が断然楽です。

 

最後に正しいメガネのお手入れの仕方も改めて教えていただきました。これは老眼でないメガネユーザーにも参考になるのでぜひどうぞ。

 

・レンズは専用の洗浄剤または水洗いが基本。ぬるま湯はNG。

・ケースにしまう時はレンズを下向きにしない。

 

ごめんなさい、今まで全部逆をしていました(・∀・)

 

以上、はじめての老眼鏡レポートでした。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

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みどり

中国語発音指導士 中国語学習サポーター 中国語通訳案内士

台湾で16年間中国語を学びました。
語学教材CDの音声吹き込みのバイト経験あり。
音読大好き。演技派。
オンライン中国語音読サロン「なりきり朗読劇クラブ」が大好評。
メールアドレス:midori55shonanbs@gmail.com

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