こんにちは。中国語発音講師のmidoriです。
本日は箱根の彫刻の森美術館まで行ってきました。
実は中国語だけでは飽き足らず?、観光英語もやりたくて「箱根コミュニティカレッジ」なるものに今年度申し込みました。
今日はその第1回目の講座で、午前中に彫刻の森美術館に行って学芸員さんのお話を30分ほど聞き、自由行動。午後からは美術館の近くの箱根社会教育センターというところで
英語の座学という流れでした。
箱根は標高が高いのでまだ八重桜の花が少し残っていました。山藤が山のところどころに咲いているのがきれいでした。ツツジはまだ2分咲き程度。
彫刻の森美術館は中学1年生の学校遠足に行って以来で30何年ぶり。当時は広い敷地が気持ちよかったことと遊具が面白かったことくらいしか印象になかったのですが、ロダンやヘンリー・ムーアなどの巨匠の作品がどーんと展示されていて迫力満点。自然と調和している屋外展示って開放的で本当に素晴らしいと思いました。
中でも今回感銘を受けたのはこの塔。見た感じなんだかいまいちパッとしない作品のように思えましたが...
中に入ってびっくり。おびただしい量のステンドグラスの美しさに圧倒されました!
外から差し込む光で本当に美しい色彩を楽しませて頂きました。
この塔の螺旋階段を昇り降りをしたら情けないことに足がちょっとつり気味になってしまいました。
すぐ近くに足湯があったのでしばらく浸かっていると、隣にすわったおばさまの口から中国語が聞こえてきたので思わず中国語で「你们是从哪里来的?(どちらからいらしたのですか?)」と尋ねると、上海から娘さん夫婦と旅行に来たとのことでした。私が中国語ができると知るとこのおばさまと娘さんが沢山お話をしてくれました。
「日本は清潔で気持ちがいいね~日本に家を一軒買って住みたいくらいだけど高くて買えないわね」とか「想像してたよりも英語が通じない。自分たちは日本語がわからないのでとても不便。」とか「日本人は高齢者も結構働いていてびっくり。」などなど中国人ならではの視点でした。私の方からは「上海では屋台で物を買ってもQRコード決済が当たり前になっているとテレビで見たけど凄く進んでいるんですね」と聞いてみたら、案の定日本はどこへ行っても現金決済でめんどくさいとの回答でした。
最後に足湯の案内係の方に記念に写真を撮ってもらいました。
おばさま、終始ご機嫌でとっても気さくでした。それにしても男性陣は二人とも寡黙なのが笑えました。言葉が通じるとこんな風に交流が広がって楽しいですよ。中国語だけでなく、英語でも気軽にお話できるようになりたいのでこの1年頑張るつもりです。