ブラティスラヴァ世界絵本原画展に行ってきました

 

昨日雨が降ったり止んだりの中、夫と中2男子の三人で平塚市立美術館へブラティスラヴァ世界絵本原画展を観に行ってきました。

中2男子がよくもまぁ親と一緒に美術館に…という気がする方もおいでかと思いますが、これは学校の夏休みの課題に「美術館または博物館に行ってレポートを書く」というのがあるからです。

ブラティスラヴァ世界絵本絵画展とは?

スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催される絵本絵画展だそうで、あの東西冷戦のさなか、絵本芸術を通じて各国文化の架け橋となるべく、1965年に創設されました。のちに世界最大規模の絵本絵画コンクールとして知られていきます。2015年には第25回・50周年を迎えました。

スーホ2

会場にはこの絵本絵画展に出品された日本の絵本画家の作品がずらり。なかでも最初のほうに展示されているのは小学校の国語の教科書にも登場した赤羽末吉さんの「スーホの白い馬」の原画は大変目を惹きました。あの絵は日本画なんですね。ホントにきれい。

最初の写真の猫の絵はミロコマチコさんの《オレときいろ》という作品で2015年に金のりんご賞を受賞されていて、今回の展示会のポスターにもなっています。

会場は夏休みだし、絵本の絵画展ということで親子連れが目立ちます。それと展示してある原画の絵本も陳列してあって、絵本の方は誰でも自由に手に取って読むことができるのもよかったです。

すりすりとぱっぱ

絵本について思うこと

絵本といえば最近「えんとつ町のプペル」を出版したお笑い芸人キンコンの西野亮宏さんが何かと話題ですね。先日NHKのEテレの再放送で又吉さんがやっている「オイコノミア」という経済番組で西野さんが出演されていて、絵本市場の小ささについて触れていました。私も今回の絵画展を観ながらこんな圧倒的な画力を持ちながらこの作家さんたちはちゃんとご飯が食べられているんだろうか?なんて考えてしまいました。作家さんだけでなく、編集者や印刷業者など絵本が1冊できるためにはどれだけの人たちが関わっているのだろう?労働に見合う対価を皆が得られる社会にしていきたいなぁ。

実は小学生の頃、本が好きで童話作家を志していたことがありました。美しい絵に心を癒してもらった日々を振り返ると絵本の力って改めて偉大だと思います。この夏は思いもかけず、人生リセットの時となってしまったので図書館へ行って昔好きだった絵本を探してみようかと思います。心に残っている絵本はいわゆるベストセラーだけではないのですよね。地元の図書館になければ国会図書館に行かないと再会できないかもしれませんね。それはそれで楽しみでもあります!